爪の生えかわる周期、どれくらいか疑問に思ったことはあるのではないかと思います。
爪はどれくらいの早さで伸びて、全て生えかわるのにだいたいどれくらいかかるか、見ていきましょう。
この爪の生え変わりは爪水虫の治療とも密接に関係します。
爪の生えかわりと治療期間
手の爪は気づいたら伸びていますので、意外と早い気もしますね。
足の爪となると・・・やはり遅い印象を持たれている方も多いのではないでしょうか。
では具体的に一日にどれくらい伸びて、生えかわるのにどれくらい時間がかかるのでしょうか。
爪水虫の治療では、この「爪の生えかわり」が非常に重要です。
なぜかといいますと、爪が生えかわって、はじめて治療が完了したと言えるからです。
治療を進めてきれいな爪が生えてきても、今ある爪に白癬菌が残っていたらどうでしょうか。その爪はまた白癬菌が浸食してきてしまいますね。
爪水虫の治療が難しいことは皆さん重々ご承知でしょうから、残ったのが少しの白癬菌だとしても放置してしまうと完治は難しいこともわかるかと思います。
ですので、完全に爪が生えかわるまで治療は完了せず、続ける必要があるんですね。
もちろん爪に限らず水虫の予防も含めて、ですよ。
治療を行ううえでどれくらいの期間が必要かを知るためにも、爪が日々どれくらい伸びていくのか確認してみましょう!
爪の生えかわる周期
「爪」とひとくちに言っても、いろいろありますね。
手の爪、足の爪、親指、人差し指、中指、薬指、小指。
これらはそれぞれ伸びる早さが違います。
体感的にも、爪が伸びやすい指と伸びにくい指ってありますよね。
手の爪、足の爪。それぞれの伸びる早さは?
ここからの数値はあくまで平均で、個人差がありますが、手の爪は1日0.1mm、1カ月に約3mm伸びると言われています。
どうしょう、早いですか?遅いと感じますか?
手の爪がそれくらいの速さで伸びるのに対して、足の爪は1日0.05mm、1カ月に約1.5mm伸びると言われています。
ざっと計算すると、手の爪は約3ヶ月、足の爪は約6ヶ月、生え変わるのに時間がかかります。
つまりはこれが、治療に必要な期間ということになります。
手の爪であれば3ヶ月程度ですが、足の爪は6ヶ月程かかると言えますね。(多くの人は足の爪水虫だと思いますので、実に半年です。)
ただ、足の爪でも、もっとも長くて6ヶ月程度ですので、爪水虫が伸びるのが遅い小指や薬指でなければもう少し早くなります。
とはいえ、爪水虫の症状はわかりづらいので、再度治療を始めることになるリスクを取るよりは、すべて生えかわるまで治療を続けるのがいいと思います。
爪の伸びるのが早い時期
爪の伸びる早さは、年齢や季節、昼夜でも変わります。
一般に冬よりも夏のほうが早く伸び、大人よりも子どものほうが早く伸びます。
このあたりは治療に影響するほど意識することはないと思いますが、豆知識として覚えておくのも良いかと思います。
爪が伸びるのが早い時期を選ぶよりも、一日でも早く行動することの方が重要だと考えてください。