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白癬菌の安住の地!?爪の構造を理解しよう

白癬菌の安住の地!?爪の構造を理解しよう

爪水虫をを理解するために、まず爪の構造について知っていきましょう。

爪はなんの成分からできているか知っていますか?

人によっては、「爪って硬いから、骨??」なんて思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

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爪の構造はこうなっている

爪は、皮膚の表皮の角質が変化し、硬化してできた皮膚の付属器官とのことです。

ちょっと難しい言い方ですが、簡単に言ってしまうと「爪は硬い皮膚」ということになります。

では、爪はどのようにして生えてきて、指とどのように繋がっているのでしょうか?よくよく考えると不思議に感じますよね。

爪の構造は普段意識しないですし、意外と知られていません。

私も爪水虫の治療中に疑問に思い、調べてみました。

爪の構造
fig.爪の構造

文献から図を抜粋していますが、ちょっとわかりにくい表現ですね。

「爪」では表現しきれないので、こちらの3つの言葉を使って説明していきます。

  • 爪甲:一般に「爪」と呼んでいる板状の硬い部分
  • 爪母:爪甲を作っているところ
  • 爪床:爪甲を乗せている皮膚の部分

爪は一般に指している厚くて硬い「爪甲」(これも皮膚です)と、その爪を乗せている皮膚「爪床」によってできているというわけですね。

そして爪がどのように作られるかというと、右上の図の「爪母」という部分で作られた「爪甲」が、矢印のように指の先へ伸びていくのです。

白癬菌は爪のどこにいる?

では、このサイトのテーマの白癬菌は爪のどこに寄生するのでしょうか。

白癬菌は「爪甲」全体と、「爪甲と爪床の間」の部分に存在すると考えられます。

爪はケラチンという物質でできています。ケラチンはタンパク質の一つで、皮膚の薄い皮もこのケラチンでできています。

白癬菌はケラチンを養分としていますので、通常は皮膚の薄い皮の部分だけが浸食されます。(足の水虫などはこの状態ですね。)

ですが、爪白癬の場合は症状が重くなります。

爪がケラチンのため、爪全体に白癬菌が住み着いてしまうのです・・・!

爪水虫には塗り薬が効きにくい

爪水虫で爪がボロボロになる部分は、ちょうど爪甲と爪床の間(爪甲の内部)になると思われます。

これは経験ですが、厚く、ボロボロになった部分を取り除いてみた際は爪が根元だけで繋がっていましたので。

本来、くっついているはずの爪甲と爪床の間がボロボロになるので、安定せず形も歪み、色も白くなっていくのです。

爪甲の表面はボロボロではなく、その内側が浸食されている。

なので、薬も届かず治療が難しいと言われているんですね。

でも構造がわかってくると治療方針もなんとなくわかってきますね。(難しさもわかってきますが。。。)

このことから、爪水虫には「飲み薬」が有効とされています。

飲み薬によって、新しく生えてくる爪が白癬菌に侵されないようにする方法です。

爪水虫は強敵ですが、これから一緒に治療を頑張っていきましょう!

★追記★ 新薬情報!

最近、爪水虫専用の外用薬が出てきています。
爪水虫に対してネックになっていた内部への浸透力に特化した「クリアネイルショット」という塗り薬です。
全額返金保証もついているので、お試しで使ってみてもよいかもしれません。参考までに。
クリアネイルショット

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